エイトボールの概要
ねえねえうなじろう、旅行に行くなら海と山とどっちが好き?
うーん、
海はお刺身が美味しいし、山は自然がたくさんで気持ちいいし。
どっちもいいね、悩ましい、、、どっちかな、、
まさおくんは?
僕はビリヤード場に行きたいな。
エイトボールがやりたいんだけどルールを教えてよ!
選択肢は海か山だったような気がするけど!
まあいいや。エイトボールの正式なルールを教えてあげるよ。
プレー人数/対象
プレー人数:2人
対象:初級者~超上級者まで幅広い方にオススメ
この記事ではエイトボールのルールを説明するよ。
プロのトーナメントでも採用されている公式なルールだよ。
うきうき
どうなったら勝ちか
最後に8番ボールを入れた人の勝ち!
だけど8番を入れるためには条件があるよ
このあと説明するよ
こんなときは即刻負けなので注意!
8番を途中で落としてしまったときは即刻負け!
エイトボールの基本ルール(まずはざっくり)
- 1番~15番の的球(まとだま)を使用する
- 1番~7 番をローボール(もしくはソリッド)という
- 9番~ 15 番をハイボール(もしくはストライプ)という
- 2人のプレイヤーはそれぞれのグループにわかれてプレーする
- グループ内の的球(まとだま)は番号に関係なくどれを落としてもOK
- 自分のグループのボールを全てポケットに落とすと8番を狙う権利が得られる
そして、、、
8番ボールを先にポケットインさせたプレイヤーの勝ち!
ゲームの流れとルールの詳細
テーブル各部分の名称
詳しいルールの前にテーブルの各部分の名称を掲載するよ
ぜんぶ知らない
ラック
次はラックの並べ方だよ
- フットスポット(※前述のテーブル図を参照)を三角形の頂点とする
- 8 番ボールが真ん中
- 最下段両端にローボールとハイボールを置く(L:ローボール、H:ハイボール)
8番ボールと最下段両端の2つのボール以外は並べ方に制約はないよ
ブレイク(ラックを散らばらせる一打目のショット)
①ブレイクショットは最低1個の的球(まとだま)がポケットインするか、手球以外の4つ以上のボールがクッションに当たらなければならない。
わざと弱すぎるブレイクをすることを防止するルールだよ
②ブレイクでスクラッチ(手球がポケットに入ってしまうこと)した場合
→ファールとなり、相手プレーヤーの番になる
- 手球はキッチン内に置く。(【注意!】キッチン内の的球を狙う場合、的球に当たる前に手球が必ずヘッドラインを通過していなければならない)
- ポケットインもしくは場外に飛び出してしまった 8 番ボール以外の的球は戻さない
ブレイクでスクラッチしたときだけ普段とちがう決まりがあるんだね
③8番ボールが落ちた場合
エイトボールではブレイクで⑧がポケットに入っても勝ちにはならないよ
そそそ、そうなんだ!
8番ボールが落ちた場合、再度ブレイクをやり直すもしくは8番ボールをフットスポットに戻してゲームを再開(※)する
(※)どちらが採用されるかは試合によって規定されています
友達同士でプレーする場合は決めておくといいね
オープンテーブル(グループの決定方法)
ブレイクした直後のテーブルの状態をエイトボールでは「オープンテーブル」という
このときはまだどちらのプレーヤーも的球(まとだま)のグループは決定していない
【重要!】「オープンテーブル」のときに最初にポケットインした的球(まとだま)のグループがそのプレーヤーの選択したグループとなり、ここではじめて両プレーヤーのグループが決定される
ブレイクでなにかしらの球がポケットに落ちたとしても「オープンテーブル」の状態だよ
「オープンテーブル」のときは8番ボール以外のどの球でも狙うことができるよ
グループ決定後
グループ決定後は、手球は自分のグループのボールに最初に当たらないとファールになる
きをつけよう
ファールをした場合
- 相手はフリーボール(手球をテーブル上の自由な位置においてプレーできる)からスタートできる
ファールをしながらポケットインしたボール(もしくは場外に飛び出してしまったボール)はテーブル上に戻さないよ
ブレイクのファール以外は手球はフリーボールなんだね
コールショットで行う
エイトボールの公式なルールではブレイクショット以外はコールショットで行うことが一般的です。
まとめ
今回はエイトボールのルールをご紹介しました。
番号に関係なくどの球でも狙えるゲームなので、初級者の方にとてもおすすめできるゲームです。そのうえ戦術や駆け引きがとても奥深く、上級者でも日々研究しているプレーヤーが多いです。
ビリヤード強国の中国やイギリスでは一般のプレイヤーの多くがエイトボールをプレーして楽しんでいます。
ナインボールに比べて狙える球が多いから遊びながら基本を身に付けるのにいいんだね
是非正式なルールでエイトボールを楽しんでみてください。
プロのトーナメントでは、9先(きゅうさき/9ゲームを先に勝ったプレイヤーの勝ち)や10先(じゅっさき)くらいを1試合として行うことが多いよ
ご興味のある方は公式のルールブックもご覧ください
・NBAルールブック(PDF) https://jpba.ne.jp/pdf/rule20170201.pdf
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